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Interviews

企画・文責:佐藤もね(おさむ)

​Interview①

スルド女子(べりー&くらしまん)

わたしにとって、ラムズは『会いに行きたい存在』なんです。

 

【メンバー紹介文】

 

べりー🍓(ID19)パートはスルド。大きな太鼓を、いつも笑顔で頼もしく叩く姿が素敵すぎる四年生。好きな食べ物はそば。

 

くらしまん🍇(ID21)パートはスルド。優しそうな外見からふわふわ系だとナメてはいけない、底知れぬスルド愛を秘めている期待の二年生。

好きな食べ物は石焼ビビンバ。

 

おさむ🍋(ID19)パートはカイシャ。カイシャと同じくらい、歌うことと書くことが大好きな四年生。好きな食べ物は生姜。
 

① ラムズでこの楽器(スルド)を始めた理由を教えて〜!

 

く)私がそもそもラムズに興味をもったのって、クラオリ(4月に行われるクラブオリエンテーション)でのパフォーマンスがキッカケなんです。

「打楽器だけでこんな風に音楽が完成するんだ!」って感動して...。

 

この楽器を叩こうと選んだのは、低音を響かせる楽器だったからっていうのと、先輩たちが魅力的だったのが理由です!

 

お)おお〜!先輩か!

 

く)はい。笑 顔を覚えて、声かけてもらえたのが嬉しくて。

 

お)べりーはどうして?

 

べ)私は元々、吹奏楽でユーフォニアムという金管楽器をやっていて、その頃から中低音の虜で。笑 初めてスルドの深い音を聞いた時、「これ私が好きなやつやん〜!」って、即決でしたね。笑

 

大学ではまた音楽をやりたいなと思っていたし、「とにかく早くあの楽器を叩きたい!」という思いでラムズに入った。ただ、大学でブラジルのあんな大きい太鼓を叩くことになるとは、入学当初に思いもしなっかたですね。笑

 

② ってか、それ重くないですか?!

 

べ)正直、やっぱり重いです! 笑

最初の頃はその重さに慣れなくて、毎日肩が筋肉痛でした。その時はよく同級生に肩たたきをしてもらってましたね。笑 でも、3年も経つとある程度は慣れます!

今では重いことよりも『楽しい』という気持ちがとにかく大きいかな。

 

お)くらしまんはどうかな?

 

く)うーん、やっぱり重いですね。笑

持つだけなら全然大丈夫だけど、肩にかけて長い間叩いていると、その重みをひしひしと感じてきます。でも、べりーさんが言ってるように、演奏しているうちに、だんだん楽しくなって、重さを忘れたりすることもあります!笑

 

 

③ 「この楽器(スルド)でよかった!」と思わず笑顔になる瞬間って?

 

べ)一番は、スルドの仲間とのコミュニケーションですね〜

スルドには「1,2,3」とそれぞれ大きさや音程の異なる種類があって、一人だけでは成り立たたない。3パートそれぞれの人が集まって初めて一つのリズムができあがるから、パート内で息を合わせることがとても重要になるんです。

 

お)たしかに、一人では成立しない楽器だよね。

 

べ)そう。だから演奏中にアイコンタクトをとりながら、皆んなで息ピッタリの音を作り出す。それはスルドならではの楽しみです。だからスルドパートは必然的に仲が良よくなる!笑

 

お)うらやましい!くらしまんの「スルドLOVE」なエピソードはある?

 

く)そうですね、0番というキメ(フレーズ)が決まったときは、めちゃくちゃ気持ちいい!!あと、練習すればする程、この楽器の”奥深さ”を知ってはまっていくところも好きです。

 

他の楽器より打数が少ないから、楽ちんだと思ってたら、打つ回数が少ないからこその難しさがあったり...でも、やっぱりスルドは楽しいです!

④ あなたにとってラムズとは?

 

べ)私にとってラムズは「宝物」かな。

ラムズで出会った人、ラムズで過ごした日々、ラムズで学んだこと、すべてが私の一番の宝物になっています。大学に入ってまさか自分がサンバをするとは思いもしませんでしたが、ICUに入り、ラムズに入り、こんなに楽しい毎日を過ごせたことに、何よりも幸せを感じています。きっとおばあちゃんになっても忘れない大切な思い出、それがラムズですね!

 

お)なんか、私が泣きそうです。笑 くらしまんは?

 

く)ラムズは『会いに行きたい存在』です!なんと言うか『人』にも『楽器』にも。

 

上手くお互いの音が噛み合ってテンション上がる感じとか、ダンサーさんとコミュニケーションができるところとか、一人で叩くより、断然誰かと演奏する方が楽しい!

 

何よりもラムズの人が大好きなんですよね。皆んな優しくて、先輩たちは面倒見よくて、面白くて...真面目に楽器と向き合う姿も、全部がいい。

いつも温かく迎えてくれる場所で、感謝でいっぱいになってます。

 

お)二人のラムズや楽器に対する愛情がいっぱい伝わってきました!

どうもありがとう!

​(写真左くらしまん右ベリー)

Interview②

すまっしゅ(ショカーリョパート)

 

 

ラムズに出会っていなかったら、ここまで喜怒哀楽にあふれた日々を送れてなかった。

 

【メンバー紹介】

 

すまっしゅ🍑(ID21)パートはショカーリョ。ラムズ一熱いハートをもつ彼女の楽器の腕前は、二年生にしてピカイチ。好きな食べ物は麺類。

 

おさむ🍋(ID19)パートはカイシャ。カイシャと同じくらい歌うことと書くことが大好きな四年生。好きな食べ物は生姜。

 

 

 

(写真:右がすまっしゅ)

 

 

大学生になって、ラムズに出会って1年。去年の自分と比べてどういう風に成長/変化してきたと感じてる?

 

すまっしゅ)ラムズの一員として一年を過ごす中で、新しい音楽と人に出会って、自分の固定化されたコミュニティとか、凝り固まった考え方を広げられたように思います。

 

おさむ)なんか、真面目だね。笑

 

すまっしゅ)いえいえ!笑

ただ私自身、小さいコミュニティの中で活躍することが好きな人間だったので、ある程度小さいサイズでまとまったら、「それ以上はいいや」って考えていたんです。でも、ラムズの人たちって一人ひとりが本当に個性的でいろんな考え方をしてて、話してるとめちゃくちゃおもしろい!!だから、『もっといろんな人と積極的に交流して、自分のコミュニティを広げていきたい』って思うようになったんです。

 

おさむ)広げていった先に、どんな変化があった?

 

すまっしゅ)それまで私は、自分の中に一つ答えを見つけたら、「これが絶対の正解だ」っていう考え方をしてたと思うんです。でも、大学って規模が大きくていろんな考えの人がいるから、それぞれ考え方が違うし、その一つひとつに絶対的な正解も間違いもないのかな、って。

 

特に、サンバは主にブラジルで演奏されている音楽だから、日本だとまだまだ研究の余地があって。みんな、探りながらやってると思うんです。だから、自分の中である程度の正解を持っていても、それを『絶対』って思うんじゃなくて、他の考えも取り入れてまた考える、っていうスタンスを大事にするようになりました。

 

おさむ)すごく大事なことだね。メンバーの考えや音楽に刺激を受けて、自分のサンバを軌道修正して、そしてまた叩く。常によりよい『サンバ』へとアップデートしていく。

その過程をみんなが真剣に、でもすごく楽しんでる。この感じが、ラムズだよね。

 

 

 

(ショカーリョを振るすまっしゅ)

 

すまっしゅが、サンバに取り組むモチベーションってなんだろう?

 

すまっしゅ)うーん、一番はやっぱり「ラムズが好き」って気持ちです!

大好きな人たちと顔を合わせて言葉を交わしたり、ホーダ(円)を作って演奏したり。みんなで一つの音楽に真剣に向き合ってる、あの時間が本当に好きで。

 

あとは、「とにかく上手くなりたい!」っていう思いです。サンバ楽器をやるのは初めてで、スタートラインはみんな一緒。だから頑張った分だけパフォーマンスに結果が出る!

それが練習へのモチベーションになってると思います。

 


 

おさむ)今月からラムズに新たな後輩が来るわけだけど、どんな気持ち?

 

すまっしゅ)「緊張」というより、「わくわく!」って感じ!どんな子がラムズに興味を持ってくれるかとっても楽しみです!

一年前の自分は、まだ本当に友達もいなくて。花見の道をふらふらしてたときにラムズの先輩に声をかけていただいて、ラムズに入ることを決めたんです。

今度は自分がそういう存在になれたらいいなって思います!

 

 

(ショカーリョパート伝統の手作りバースデーケーキでお祝い...美味しそう...?)



 

ーすまっしゅにとって、ずばりラムズとは?

 

すまっしゅ)「青春」です!

何かイベントがあるたびに「あ~青春してるわ~」って感じてます!クサいですけど。笑

ラムズに入ってから仲間が増えて、楽しみなことも増えて、大学生活が本当に楽しくなりました。ラムズに出会っていなかったら、サンバという音楽に出会っていなかったら、ここまで喜怒哀楽にあふれた日々を送れてなかったと思います。

これからもずっと青春していきたいと思います。笑

 

おさむ)今日は本当にありがとう!すまっしゅの今後にとっても期待しています!

ヘッディング 4

Interview③

 

 

みずき(タンボリンパート)

 

”ふつう”の男子高生だったのに、気づいたらサンバの虜になっていた...

 

【メンバー紹介】

 

みずき🍎(ID21)パートはタンボリン。サンバ愛と練習量が桁違いな、期待のタンボリン二年生。好きな食べ物は発酵食品。


 

おさむ🍋(ID19)パートはカイシャ。カイシャと同じくらい歌うことと書くことが大好きな四年生。好きな食べ物は生姜。


 

 

(写真:左から2番目がみずき。2017年浅草サンバカーニバル、テーマ「畑」での一枚。)

 

​ーみずきって、なんでそんなにサンバがすきなの?

 

みずき)サンバがとにかく面白くて、楽しいからです!

 

おさむ)...というと?

 

みずき)サンバって、打楽器の音楽だからシンプルだけど、その分奥が深くて、聴いていてワクワクする。『自分もこのワクワクする音楽の波に乗りたい!』って思って楽器を叩くけど、下手くそだからあまり楽しめないんです...。楽しむには、ある程度の技術が必要になる。だから、めっちゃ練習します!!!

 

おさむ)(なんだか熱意がすごい...!)自分が心から楽しむために、上手くなりたいんだね!最近はどう?

 

みずき)ちょっとずつ、できることが増えてきて楽しいです!

けど、上達したらまたすぐ「次の課題」が見つかるんですよ。それをまた乗り越えるために練習して。それの繰り返しです。この「無限ループ」が面白い!

 

おさむ)そっか!(やっぱり真面目だなあ。笑) 正直、ずっと努力し続けるのはしんどくない?

 

みずき)たしかに楽ではないです。でも、僕と同じ様にサンバに魅せられた人たちが周りにいて、そんな人たちと楽器を叩いたり、踊ったり、そうやって「自分たちのサンバ」を一緒に作っていくのが楽しいです。サンバは一人でできるものじゃないから、奥がとっても深い!


 

 

(右がみずき。大好きな男子タンボリンメンバーと。)


 

ーみずきが今一番楽しみしていることってなに?

 

みずき)ラムズの『夏合宿』と『浅草サンバカーニバル』です!!!

 

おさむ)いいね!ラムズといえば「夏」だよね!

 

みずき)はい!去年の合宿に参加して、いろいろと苦しかったけど、すごく楽しくて。何よりもそこでサンバに取り憑かれてしまい...今に至ります。笑

 

サンバの練習はもちろんですが、他にもいろんなイベントがあって。

特に「男バツ」(※)というイベントが楽しみです!!「男バツ」のためなら、一年間だって頑張れます!笑

 

(※男バツとは、男性のみで構成されるバツカーダ集団の意。ラムズでは人数が少なく、日頃肩身の狭い思いをしている男性メンバーたちが、燃えるように太鼓を叩く、それはそれはアツいパフォーマンスとなっている。)

 

みずき)浅草は、やはり大事なイベントですねー。ラムズの一年間の努力を、40分のパレードにぶつける。雷門の前で、自分の大好きなサンバで盛り上がる。一年間のうちの40分なんて一瞬だけど、こんな素敵な経験は滅多にできるものじゃない...。

一度経験したら、あの喜びはもう忘れられない!!!!!

 

おさむ)すごい... 4年間ラムズにいる私より、浅草の良さをわかってるかも!笑

 

 

(左から2番目がみずき。所属するタンボリンパートのメンバーと。)

 

ーみずきにとってラムズって?

 

みずき)「恩」のある場所です。

 

おさむ)いいね。どんな「恩」かな?

 

みずき)ラムズっていうコミュニティを通して、”カラフルな個性”を持つ人たちと出会って、たくさんの試練にぶつかって、毎日たくさんの刺激を受けているんです。

 

本音で話せたり、本気でふざけて一緒に楽しめたり、そんな人たちがたくさんいることが、すっごく嬉しい。去年の夏に、『サークルは、4年間通しての自分の居場所であり、成長の場でもあると思う』って言われたんですけど、今まさしくそれを実感しています。

 

おさむ)(泣きそう)

 

みずき)この場所に導かれたこと、素敵な人たちに出会えたこと、この団体で学ばせてもらえること、全てに感謝です。まだはじめの一年が終わったばかりで、できることは少ないですが、これから積極的に恩返ししていきたいと思っています!

 

おさむ)みずき、今日は本当にありがとう!私まで元気が出ました!男バツも、浅草も楽しみだね!!

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